2012年2月26日(日)
昨日から沖縄は雨がしとしと・・・北風ぴゅーぴゅー・・・。
こんな日は、ショップにこもってパソコンとにらめっこです。
今日は、海には出られなかったので久しぶりに「なんくる海図鑑」を書いてみます!
今回のテーマは不思議な生物「ウミウシ」について。
「そもそもウミウシって何の仲間?」と思われている方もいらっしゃるのでは?
一見ナメクジに見えますが、これでも貝の仲間なんです。
「貝殻ないじゃん!」って、実はちゃーんとありますよ。
上の写真のウミウシの貝殻は退化していますが、体の中に小さく残っているそうです(笑)
ウミウシの大半は体の中に毒を溜める機能があり、外敵に食べられても吐き出してくれるんです!
見るからに毒々しいですね。
みなさんもご存じのムツゴロウ先生は、ウミウシだけは口に出来なかったと言っていました。
しかし、僕の知人に「どのくらい毒があるのか」気になってウミウシを茹でて食べた方がいます・・・。口に入れた瞬間ピリピリしたそうです・・・。次の日お腹下したそうです・・・(笑)
みなさんは、絶対マネしないでくださいね。
これだけ毒を持ってるから、「貝殻なんて重くていらない」と言ったかどうか分かりませんが、邪魔なので多くは退化させたようです。
この毒は食べ物から調達しています。
ウミウシによって食べ物は様々ですが、カイメン、ホヤ、イソギンチャク、サンゴなど!毒のありそうな物ばっかりですね(笑)
中には、ウミウシを食べるウミウシもいます!
先に、「多くは貝殻を退化させた」と書きましたが、貝殻をつけたウミウシもいますよ!
「貝でいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そこはウミウシの進化途中ということで(笑)
ひとくくりにウミウシと言っても、色んな形や色があります。沖縄だけでも約350種!
これだけでも覚えるの大変なのに日本には約650種!!
世界になると驚愕の約3000種!!!さすがに、覚えられません・・・(笑)
しかも、毎年新種が発見されたかと思うと、「AとBのウミウシは一緒だ!」となり、1つの名前になったりとまだまだ研究が続いています。
名前や種類を覚えるのは大変ですが、様々な色や形を見てるだけでも可愛くて癒されますね。
フルーツポンチに入ってそうな「キスジカンテンウミウシ」
気分しだいですが、泳ぐこともできる「ムラサキウミコチョウ」
もはや貝の原型はありませんね「オオコノハミノウミウシ」
この綺麗なウミウシたちも子孫を残すため、相手を探さなくてはいけません。でも、だだっ広い海の中をどうやって探すのでしょう?
実は、ウミウシの通った後には匂いがついているそうです。なめくじが通った後に粘液がついていますね。ちょうどあんな感じで、においがついているんです。後はそれをたどればパートナーに出会える!
でも、男の子同士だったら意味ないんじゃ・・・!いえいえ!ウミウシは雄雌のどちらの機能も備えた雌雄同体という生物なんです。
互いに精子の入ったカプセルを交換し、バラのような卵を産んではかない命を終えます。最後までロマンチストですね。
沖縄は水温が低くなるとウミウシが多くなります。
まさに、今海の中はウミウシパラダイスです!交接シーンや卵の産みつけシーンなどに出くわす確率も高くなります!
ウミウシ好きなダイバーさんは今がチャンスですよ~!!